酸性縮毛矯正とアルカリ縮毛矯正の違い
新店舗に移ってから
縮毛矯正のメニューが増えまして
酸性縮毛矯正とアルカリ縮毛矯正
の2種類になりました。
まずは2つの違いを表にまとめてみました
縮毛矯正はなぜ、くせが伸びるのか?
まず縮毛矯正でくせが伸びる仕組みですが
髪の内部に癖毛ならうねる
直毛ならまっすぐな骨組みがあるんですが
1剤で骨組み切断
↓
アイロンでまっすぐに並び替え
↓
2剤で固定
というのがくせが伸びる仕組みです。
酸性がアルカリより伸びツヤがいいのはなぜ?
これはざっくり説明すると
酸性縮毛矯正の方が髪全体を綺麗にのばせるから〜
もう少し細かく説明
髪の内部の骨組みには
・オルトコルテックス
・パラコルテックス
の2種類が存在しています
これが直毛と癖毛で配合や分布が違う
赤=オルトコルテックス 黄=パラコルテックス
※出典 https://www.kao.com/jp/haircare/hair/1-6/
従来のアルカリ縮毛矯正は赤色の
オルトコルテックスの部分に有効と言われており
酸性縮毛矯正は黄色の
パラコルテックス部分+キューティクル部分に有効といわれています。
そこで疑問が???
アルカリはオルト
酸性はパラなら
酸性矯正は髪全体を伸ばしてるわけじゃないんじゃないの?
その通り!
実はうちでやってる
酸性縮毛矯正は純粋な酸性矯正ではなく
正確には
酸性とアルカリのハイブリット縮毛矯正なんです。
酸性矯正は数年前から出てきた
わりと新しい剤なんですが
・伸びが悪い
・アイロン操作が難しい
・固定がしにくい
という理由であまり流行らなかったんですが
アルカリと酸性のいいとこどりする
技術が確立して今にいたる
という感じです
酸性とアルカリのハイブリット縮毛矯正は
現段階では一番効率よい縮毛矯正理論だと思います
アルカリ縮毛矯正は良くないの?
アルカリ縮毛矯正は
千駄ヶ谷に引っ越してくる前まで
バリバリメインでやってた縮毛矯正なので
良くないワケではありません!
が、しかし
アルカリ縮毛矯正では
伸ばしきれないクセがあるのも事実
特にパラコルテックスが多い髪質
キューティクルにもクセがある髪質
の方には物足りなさを感じてしまう方もいるかと思います
まとめ
アルカリ縮毛矯正は従来通りの矯正なので
今までの仕上がりに満足されてる場合はそのままで
もっと艶も柔らかさも欲しいって方は
酸性縮毛矯正を選んでいただけたらと思います。
ちなみに今回の話は
あくまでうちのお店での話なので
他の店舗さんだとまた違う話になってくるかと思いますので
ご注意下さい!
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