縮毛矯正とカラーの同日施術ってやっても大丈夫な理由とは?

武漢ウィルス騒動が続いております。美容業は自粛対象から外れましたが、ソーシャルディスタンスで2m以上間隔を開けることが勧められているのになぜ理美容業はオッケーなの?さらに平均すれば2時間以上の濃厚接触。緊急事態宣言とか、言葉の割りに中身がスカスカで行政のやってる事は単なるパフォーマンスになっておりますが、一応営業自粛中です。来店までの電車とかも不安ですしね。早く収束して欲しいです!

さて、本題
縮毛矯正とカラーは一般的には同日施術は避けられてます。なぜなら傷むから。
でも僕は同日施術やっております。それはなぜなのか?を解説していきます。

まずは施術例から

東京銀座くせ毛専門,縮毛矯正と白髪染めの同日背術前

東京銀座くせ毛専門,縮毛矯正とカラーの同時背術根本の状態

縮毛矯正は半年ぶりぐらいで、カラーは1ヶ月半ぶりのお客様。今回の施術は、縮毛矯正もカラーも全てリタッチ(伸びたぶんだけに施術)です。

で、完成

東京銀座くせ毛専門,縮毛矯正とカラーの同日施術仕上がり
東京銀座くせ毛専門,縮毛矯正と白髪染めの同時施術、40代女性

毛先は少しカットして整えてます。

このパターン、実は僕のお客さんで一番多いパターン。

縮毛矯正…半年周期でリタッチ
カラー(白髪染め)…1ヶ月半〜2ヶ月周期でリタッチ
カット…半年周期=縮毛矯正をした時だけ
トリートメント…半年周期=縮毛矯正をした時だけ
ヘアケア…お家のシャンプー&トリートメント(特に指定無し)

こんな感んじです。縮毛矯正とカラーを同日施術してますが、毎月ヘアケなに高額投資している人とさほど変わらないコンディションをキープできてます。何なら以前よりリーズナブルに済んでる人もたくさんおります。

ではなぜ基本NGと言われてる施術を繰り返しても、普段、ほったらかしで綺麗な髪をキープできるのでしょう?そのカラクリを解説しますねw

髪の体力は有限

再三言っておりますが、髪は傷んだら元には戻りません。これは今現在では絶対です。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください
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トリートメントで傷んだ髪は治せない

で、僕の施術のポイントが、縮毛矯正もカラーもリタッチってところです。例えば、縮毛矯正も毎回毛先までやれば、やった分だけ(薬がついた分だけ)傷みます。カラーも毛先の白髪が目立つからと、毎回毛先まで染めれば傷みます。そしてトリートメントをしたところで、治る道理はないのでどんどん傷んで毛先からパサパサ、ウネウネ、まとまらないってなります。

なので基本リタッチ(前回背術した部分から、新しく伸びた部分だけに施術する)なんです。そうすれば、ダメージは一回分で済みます。これ基本中の基本。薬剤の違いどうこうより、このリタッチの徹底の方がよっぽど髪への影響は大きいです!

残留アルカリ問題

次に、同日施術の問題点として、残留アルカリというのがあります。これは、縮毛矯正剤に含まれるアルカリが髪に残ってる状態で、カラーを塗布すると、カラーのアルカリと残留してるアルカリが合わさって、アルカリが暴走するって現象が起こります。これが髪によくない!
なので同日背術は避けて、一週間後にやりましょう!となる訳です。なぜ一週間かというと、毎日シャンプーしてれば、一週間ぐらいでアルカリが髪の外に出ちゃうから。そうすればアルカリの暴走を防げるので、ダメージも最小限に抑えることができます。

なので、僕もできれば一週間後とかが本当はベストだという事はお伝えしております。

が!

場所が銀座なので、御近所さんというより、わざわざ時間をかけて来店してくれる方が多いです。って事を考えると、一週間後にまたお店に来てもらうのも申し訳なく思っちゃうんですよね。なので同日施術しちゃいます。

同日施術の秘密兵器

同日施術の問題点がアルカリの暴走です。なので縮毛矯正で使ったアルカリの効力を止めてしまって、カラーのアルカリと反応しないようにしちゃえばいい。

そこで登場するのが、DO-Sアシッド
東京銀座くせ毛専門,DOーSアシッド、アルカリオフ

これで縮毛矯正時のアルカリを中和しちゃって、働きを止めちゃいます。その後カラーをすれば、アルカリ暴走を防げます。これを使ってるので、同日施術をしても、コンディションをキープできてます。

とはいえ、理論上は日にちを空けた方がベストだと思ってます。なので、後日来店できる方は、後日来店していただいてます。時間のない方へは同日背術をしております。

という事で、縮毛矯正を多く施術してますが、僕は同日もオッケーだと思ってます。もちろんリタッチを守ったり、アルカリ中和したりは必須ですが、理論より実績がありますからねw

 

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