美容室で営業されると断りづらい

コロナで自粛モードの中
銀座まで来るのはちょっと
ましてやリモートワークだったりすると
なおさら
でも髪染めないと白髪がね…

なんて事で近所の美容室にで染めちゃった
というお客さんが戻ってきてくれ
はじめております
わざわざ来てくれてありがたいです！

コロナ禍でなくても
別のお店に行って
また戻ってきてくれるお客さんは
今までもちょくちょくいたのですが

結構
新しく行ったお店で営業されるらしいですね
特にトリートメントはマストで勧められる

僕も大手サロンで働いてた時は
よく〇〇キャンペーンとか
〇〇強化月間とかありましたよ

僕はそういうの嫌いなので
いつも通りやってると
毎度上から注意されてましたけどw

サロン経営側からすれば
シャンプーが売れたり
トリートメントを追加してくれれば
売り上げアップですからね
やりたい気持ちはわかりますけどね

お客さんからしたら
若干面倒な行為w

必要ないと思ったら断ってよい！

物販やトリートメントなど
話されていいなと思って購入、追加
するのはいいんですが
なんか断りにくくて
ついつい追加しちゃう
心優しい人も多い

断りにくいな〜って思っても
断って大丈夫ですw

営業トークして
全員が購入や追加するわけじゃないし
なんなら断られる事の方が多いので
（僕の場合は営業が下手だからだけどw）
断られても美容師側は平気ですw

なので
何か営業されて断りたいと思ったら
「今日はやらなくて大丈夫です」
「今日はまだ家にシャンプーあるので
大丈夫です」

と言って断りましょう^ ^

この「今日は」っていう一言で
次回はやってくれるかもという
可能性を残るので
相手も傷つきません！w

ただ
人数の多いサロンだと
シャンプーの人
カラーの人
仕上げの人
って感じて
次から次へと営業されると
うんざりしますよね💦

不安を煽ってトリートメント追加

前にあった事例ですが
縮毛矯正をかけに行ったサロンで

「髪が傷んでて
これで縮毛矯正かけたら
髪ボロボロになるから
トリートメント追加した方がいいよ！」

と言われたそうです
それで5,000円ぐらい追加料金
で、かけた日は綺麗に仕上がったのに
日に日に髪がパサパサ、ウネウネ
2週間経ってまとまらなくなって
うちに来店されたお客さんがいました

まあ
よくあるパターンです。

髪がボロボロになるから
と、不安を煽って
トリートメント追加させる
これ
マーケティング手法のひとつ

でもね
その前に美容師なら
ボロボロになるんだったら
縮毛矯正やっちゃダメでしょ！

何度も言います
トリートメントで傷んだ髪は
治らない！

矯正できないレベルの髪だったら
そもそもやっちゃダメなんです！

髪のダメージは一方通行
進んでも戻ることはありません

ああ〜失敗
もう一回やり直し！
ができない存在です！

失敗の履歴は
髪を切るまでずっと残ります

やり直しができないから
めっちゃ怖いんですよ

20年以上美容師やってて
いまだにドキドキしますよ

美容師がダメージを見極めで施術を選ぶ

大前提として
まずは美容師側が
しっかり髪の状態を見極めて
判断して
できる施術、できない施術を
見極めないといけない

お客さんの要望でも
できないと判断したら
断らないといけない

しかし
ずべての美容師が
そういう考えではないし
偉そうに言ってますが
僕だって10年ぐらい前は
トリートメントで髪が治ると
思っていたし

悪気のない人も多いです

そんな美容師さんに当たった場合は
お客さんがしっかり
自分である程度知識を蓄えて
やる、やらないを判断しましょう

ネットがない時代
テレビ、新聞の情報が全てでした
しかし
実際テレビ、新聞が流す情報は
テレビ、新聞側のフィルターを
通した情報で真実ではありません。

ネット社会になってから
テレビ、新聞のフィルターを通さない
情報を僕らも手に入れることが
出来るようになったので
今まで表に出てこなかった事も
バンバン表に出てくる時代になりました

反面
膨大な情報の中から
フェイクニュースなどに惑わされなず
必要な情報を手に入れる為のチカラ
メディアリテラシーを高める必要があります

ヘアケアも一緒で
何が正しくて、何が間違いなのか
自分で判断するのって大変

自分で情報収集するのも大事ですが
美容師という
髪のプロと認識される仕事をしてる以上

我々美容師も
美容リテラシーを高めないといけないなと
つくづく思います。

安心してお任せしてもらえる
美容師になれるよう
日々精進！