【美容師が解説】ゴシゴシ洗いはもう古い?頭皮を守る「揺らし洗い」という新常識

「しっかり洗わないと毛穴の汚れが落ちない」
そう思って、毎日ゴシゴシと頭皮を擦っていませんか?
実はその洗い方、頭皮にとっては逆効果になっているかもしれません。
年齢とともに、

・髪のボリュームが減ってきた
・髪のハリコシがなくなった
・頭皮が乾燥しやすくなった
・白髪やうねりが増えてきた

そんな悩みを感じる方ほど、シャンプー剤ではなく洗い方を見直してみるのをおすすめします。
今回は、皮膚科学・毛髪科学の観点からおすすめしている「揺らし洗い」について解説します。

昔からの習慣になってる擦り洗い

頭皮がベタつく。
毛穴が詰まっている気がする。
だから擦って洗う。
すると頭皮は乾燥しちゃうんです。
乾燥した頭皮はそれを補うために皮脂を分泌する。
またベタつく。
そしてさらに強く擦って洗う。
この悪循環に入っている方は少なくありません。
特に40代以降は、若い頃と比べて皮膚のバリア機能(肌を守る力)が低下しやすくなります
顔をゴシゴシ洗わない方がいいですよ〜と
よく耳にすると思いますが
実は頭皮も同じ皮膚なのでゴシゴシ洗いはあまりよくないんです

頭皮は「擦る」のではなく「揺らす」

頭皮はゴシゴシ擦るのではなく、優しく揺らすように洗うのがおすすめです。
「揺らし洗い」
ポイントは、
「指を動かす」のではなく
「頭皮を動かす」です。
頭皮の汚れ、特にシャンプーを使って落としたい汚れは
毛穴の皮脂です。
当然毛穴に指は入りませんw
なので擦るより
シャンプーの泡を入れこんで
頭皮を動かしてあげる方が泡が毛穴に入って皮脂を浮き上がらせます
で、しっかりすすぎで流してあげる方が
頭皮は綺麗に保たれます。

頭皮は擦るほど傷つく

頭皮は皮膚です。
皮膚には角質層(肌を守るバリア)が存在します。
この角質層が過度な摩擦によって傷つくと、

・乾燥
・かゆみ
・赤み
・炎症
・皮脂の過剰分泌

などにつながる場合があります。

さらに頭皮の下には帽状腱膜(頭皮を支える膜組織)があり、その周囲には血管や神経が存在しています。
揺らし洗いは、
頭皮の滑走性(皮膚の動きやすさ)をサポートしながら洗えるため、

・頭皮への摩擦軽減
・血流環境のサポート
・リンパケア

も期待できます。
もちろんこれだけで髪が生えるわけではありません。
しかし頭皮環境を整えると髪の成長も促進される効果が期待できます。

揺らし洗いのやり方

STEP1 予洗いする
まず38℃前後のお湯(ちょっとぬるめ)で30秒から1分程度
予洗いをしっかりしましょう!ということをよく聞きますが
せっかちな自分としては30秒ぐらいで十分かと
次のシャンプーで落とせますのでw

STEP2 シャンプーをしっかり泡立てる

シャンプーを手に取ったら軽く全体に伸ばして
髪に塗布して、髪を使って泡だてます。
この方がしっかり泡立ちます。
オイルやワックスを日常的に使ってる方は
泡を全体になじませたら一回すすぎます。
すすいだらもう一度シャンプーを手にとり
髪につけて泡だてます。

一回シャンプーして流す事で
油汚れの第一弾が落ちますので
泡立ちもよくなります。

しっかり泡だったら頭皮全体にまんべんなく
泡をいきわたらせます

STEP3 揺らし洗いをする

指の腹を頭皮に添えます。
そして爪を立てずに、
前後左右
円を描くようになど
指が頭皮を移動するのではなく
あくまで頭皮を動かす


イメージとしては、
「頭皮を揺らす」
感覚です。
押し込むマッサージとも違います。
ゴシゴシ擦るのとも違います。
頭皮を優しく動かしたら
次の場所へ移動
そしてその場でまた頭皮を揺らすように動かす
これを頭皮全体おこないます。

STEP4 しっかりすすぐ

シャンプーは油を分解してるのではなく
浮かせているだけなので
しっかりすすいで流してあげないと意味がなくなってしまします。

なんとなく泡がなくなったらいいかってなりそうですが
シャンプーと同等か、それ以上すすぐ時間はしっかりと
耳周り
襟足
頭頂部はすすぎ残しが多いので注意しましょう!

でもゴシゴシ洗いの方が気持ちいいじゃん!

これに関してはおっしゃる通り
ゴシゴシ擦った方が気持ちいいです。
なんなら剣山みたいなシャンプーブラシを使ったら
それは気持ちいいんですが
あくまでメリットが気持ちいいだけなんです。

頭皮環境
とくに血流、筋肉ほぐし、リンパケア、頭皮のバリア機能などなど
あらゆるめんで
揺らし洗いの方がメリットが多いです。

今までの習慣を変えるのは大変ですが
まずは1週間がんばって続けてみてください^ ^

シャンプー選びも重要

どんなに洗い方が良くても、シャンプー剤の洗浄力が強すぎると頭皮への負担になる場合があります。
特に40代以降は、
・乾燥しやすい
・かゆみが出やすい
・ボリュームが減りやすい

といった変化が起こりやすいため、洗浄成分にも目を向けることが大切です。
シャンプーを選ぶ際は、以下のような洗浄成分が配合されているものを一つの目安にしてみてください。

比較的マイルドな洗浄成分

ココイルグルタミン酸Na

アミノ酸系洗浄成分の代表格。
頭皮への負担が比較的少なく、乾燥しやすい方にも使われることが多い成分です。


ココイルグルタミン酸TEA

ココイルグルタミン酸Naと同じアミノ酸系。
しっとりした洗い上がりになりやすい特徴があります。


ラウロイルメチルアラニンNa

適度な洗浄力と泡立ちを両立したアミノ酸系洗浄成分。
サロンシャンプーでもよく採用されています。


ココアンホ酢酸Na

ベビーシャンプーにも採用されることがある両性界面活性剤(酸性・アルカリ性のどちらにもなじむ洗浄成分)。
刺激が比較的少ないのが特徴です。


コカミドプロピルベタイン

ベタイン系洗浄成分。
単独では洗浄力が穏やかで、頭皮への負担を抑えながら泡立ちを補助する目的で配合されることが多い成分です。


必ずしも悪いわけではないが注意したい成分

ラウレス硫酸Na

洗浄力が高く泡立ちも良好。
脂性肌の方には合う場合もありますが、乾燥しやすい方や大人世代では洗いすぎになるケースもあります。


ラウリル硫酸Na

洗浄力が非常に高い成分。
皮脂量が少ない方や乾燥しやすい頭皮では負担になる場合があります。


大切なのは、
「この成分が入っていたらダメ」ではなく、「今の自分の頭皮状態に合っているか」
という視点です。

とはいえ
いちいち覚えるの大変なので
シャンプーボトルに必ず成分表示が書いてあるので
そこをスマホのカメラで写真撮って
それをチャッピーなりgeminiなりにアップして
以下の文章をコピペして解析してみてください。

解析の前提(ターゲットの想定)

アップした画像のシャンプーの成分組成を、大人世代(40代女性)の頭皮ケア・エイジングケアの観点から厳しく解析してください。

・女性ホルモンの変化などにより、頭皮が乾燥しやすくデリケートになりがち
・髪のハリ・コシ低下、うねり、トップのボリューム不足に悩んでいる
・過度な脱脂は避けたいが、酸化した皮脂や古い角質は適切に落としたい

重点的に分析・評価してほしい項目

  1. 洗浄ベースの評価(最重要)
    メインおよびサブの洗浄成分(界面活性剤)の組み合わせを見て、40代女性の頭皮に対して「適切に潤いを残せるか(脱脂しすぎていないか)」、または「優しすぎてクレンジング不足にならないか」を評価してください。
    ※アミノ酸系、PPT系、酸性石けん系、ベタイン系などのバランスに着目してください。
  2. 頭皮のエイジングケア・保湿成分
    頭皮のバリア機能をサポートする成分や、ターンオーバーを整える成分、抗炎症成分、あるいは植物エキスや幹細胞関連などのエイジングケア成分が、処方全体として有効に働きそうか分析してください。
  3. 仕上がりの質感とボリューム感
    シリコンやカチオン界面活性剤、高分子ポリマーなどの配合バランスから、仕上がりが「重すぎてトップが潰れてしまわないか」、あるいは「軽すぎて大人のうねり毛がパサつかないか」のバランスを予測してください。
  4. 総合判断
    このシャンプーは、40代女性の頭皮環境を「未来に向けて健やかに育む(資産管理的なケア)」という目的において、自信を持って推奨できる処方構成ですか?メリットと懸念点を挙げてください。

まとめ|頭皮は畑、髪は作物


髪を育てるためには、まず土台である頭皮環境を整えることが重要です。
そのために今日からできることは難しくありません。

・ゴシゴシ洗いをやめる
・頭皮を優しく揺らして洗う
・予洗いを行う
・必要なら2度洗いをする
・しっかりすすぐ
・余裕があれば洗浄成分にも目を向ける

これだけです。
シャンプーは毎日行う習慣だからこそ、その積み重ねが数年後の頭皮環境に差を生みます。
これからは「しっかり擦る」ではなく、
「優しく揺らして整える」
という考え方を取り入れてみてください。

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