「幹細胞培養液」って、なに?
最近よく耳にする「幹細胞培養液」。 名前だけ聞くと少し身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、頭皮ケアで使われる幹細胞培養液の仕組みと、BICAでの取り入れ方について、 できるだけやさしくご説明します。
そもそも「幹細胞培養液」とは?
「幹細胞培養液」は、幹細胞そのものではありません。 幹細胞を専用の培養液の中で育てたあと、 幹細胞を取り除いて残る「上澄み液(培養上清液)」のことを指します。
幹細胞には、いろいろな細胞に変化する力があるだけでなく、 まわりの細胞に働きかけるタンパク質 (成長因子)や、細胞同士の情報伝達を担うサイトカインなどを分泌する性質があります。 培養液の中には、この分泌された成分が豊富に含まれています。
培養液の中に生きた幹細胞そのものは含まれていません。 あくまで「幹細胞がつくり出した成分」を活用する美容素材で、 化粧品としての位置づけです。医薬品ではありません。
なぜ頭皮・毛髪ケアで注目されているの?
髪は「毛周期」というサイクルで、成長期・退行期・休止期を繰り返しています。 年齢や生活習慣、頭皮環境の変化などでこのサイクルが乱れると、 抜け毛の増加やハリ・コシの低下として感じられることがあります。
幹細胞培養液に含まれる成長因子は、 このサイクルに働きかけるものとして研究が進められている成分です。 代表的な成分と、その働きとして案内されている内容は以下の通りです。
皮膚細胞の活性化・頭皮の新陳代謝サポート
血行促進・毛根まわりの環境づくり
ケラチン生成のサポート・毛母細胞へのアプローチ
頭皮の紫外線ダメージ対策・コラーゲン産生のサポート
毛母細胞の活性・細胞分裂のサポート
どうやって頭皮に届けるの?
(ポレーション導入)
幹細胞培養液に含まれる成分は分子が大きいため、 ただ頭皮に塗るだけでは角層のバリアを越えにくいという特徴があります。
BICAでは、「エレクトロポレーション(電気穿孔法)」という専用機器を使用しています。 特殊な電気パルスによって角層のバリアを一時的にやわらげ、 針を使わずに有効成分を頭皮の深部まで届ける技術です。 注射やダーマペンのような「刺す」施術ではないため、 痛みを感じにくい心地よい施術としてご案内しています。
BICAで使用している
幹細胞培養液について
BICAのスカルプケアメニューでは、 濃度やグレードの異なる幹細胞培養液を、 状態や目的に合わせて選んでいただけます。
幹細胞スカルプケア20
まずは日常の施術に、幹細胞培養液によるケアを取り入れてみたい方向けの入門グレードです。
幹細胞スカルプケア100
継続的に頭皮ケアへ取り入れたい方向けに、配合濃度を高めたグレードです。
プレミアム国産臍帯幹細胞スカルプケア
より本格的なケアを求める方向けの、 国産原料を使用した最上位グレードです。
プレミアムグレードの原料について
プレミアムグレードで使用している幹細胞培養液は、 医師の問診で健康状態が確認された日本人ドナーの臍帯組織 (ホウォートンゼリー由来)から得られた幹細胞を培養したものを、 凍結乾燥(フリーズドライ)して製品化した国産原料です。
本原料の由来となるセルプロジャパンのヒト幹細胞由来培養上清液は、 日本臨床培養上清研究会において「Aランク」の総合評価を受けています。
製造元では、ドナー検査・細胞検査・上清液検査という複数段階の ウイルス・無菌チェック体制を設けているほか、 第三者の研究機関による評価を取得していることも、 メーカーから公表されています。
ここでご紹介している原料情報は、製造元が公表している情報に基づくものです。 幹細胞培養液そのものの浸透原理には学術的な研究の蓄積がありますが、 製品ごとの効果には個人差があります。 美容としての頭皮ケアであり、脱毛症の診断・治療は医療機関にご相談ください。
安全性について
- 使用する原料は、医師の問診等で健康状態が確認されたドナーから採取されています。
- ドナー・細胞・培養液という複数の段階でウイルス検査・無菌検査を実施した上で製造されています。
- 化粧品としての製造販売許可を取得した施設で製造されています。
- 培養液そのものに細胞は含まれていないため、拒絶反応などのリスクは低いとされています。
気になる方は、お気軽にご相談ください
髪や頭皮の状態を確認しながら、 お一人おひとりに合わせたケアをご提案します。